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趣味でロボット職人を目指す自称AI研究者のメモです。

最初の計画が失敗したら、 次の計画で勝負したらいい。by ナポレオン・ヒル

今日は、私が研究の壁にぶち当たったときに、支えとなっている名言について紹介します。

 

研究で壁にぶち当たるときには主に2つある。(私のこれまでの経験上は)

1.課題はあるもののその解決策として良いものが見つからない
2.課題そのものについての共感が得られない


1においては、昔から取り組まれているがなかなかその手法が確立されないようなものが該当したり、また新たに課題と思われるものであるが、簡単に手法が思いつかないためにあまり取り組まれないものだったりする。

2においては、組織的なものもあるかもしれないが、とある分野・カテゴリの中では課題の重要性を示すことができても、別のところでは必要とされないものになったりもする。

 

こんな壁にぶち当たった時、私はナポレオン・ヒルの言葉に力をもらう。

 

ナポレオン・ヒルは、アメリカ合衆国の著作家・教育者で、成功哲学の祖とも言われている人物である。世界の鉄鋼王アンドリュー・カーネギーに、新聞記者としてインタビューをしたことをきっかけに、成功哲学を体系化し、『成功哲学』という書籍を執筆している。


成功哲学と言われるものを体系化するに当たり、自己啓発に関するたくさんの名言があり、いずれも我々が壁にぶちあった時に力をもらえるようなものである。

 

彼(ナポレオン・ヒル)の名言の一つに、

『最初の計画が失敗したら、
次の計画で勝負したらいい。』

がある。


我々は、最初に立てた計画に失敗しそうになったとき、いかにしてその失敗から立ち直るかというものを考えたり、その計画の延長線上でなんとかしようとすることが多々ある。

しかしながら、どうしようもない・越えられない壁にぶち当たることも当然ある。
またそのとき我々は、最初に計画を立てる際に、見積もった壁の高さの読み間違えを認めたくないという思考が働くことで、恐らく、できる限り『最初に立てた計画の上もしくは延長線上でなんとかしよう』としてしまったりするのだと思う。


しかしながら、人は推測をし間違えることだってもちろんあるし、やってみてできないことだってもちろんある。


恐らくこの名言では、”どうしよう・・・”と思った時に、そのどうしようもない状況・ぶち当たった壁を乗り越えるべきものかを適格に判断し、諦めることも重要で、諦める場合には、その次の目標で、最初に立てた目標もしくはそれ以上をクリアすれば良いということを言っているのだと思う。

 


この名言を通して、改めて、『研究を行っていく上では、計画通りにいかないことも多々あるので、その失敗を恐れず・また失敗を認めて、新たな目標・計画も立てつつ前に進んでいくことが大事』なのだと改めて思った。

 

乗り越えられる壁かどうか・もしくは乗り越えるべき壁かどうかの判断は非常に難しいが、判断に困ったときには自分一人ではなく、周囲に相談しアドバイスを頂きながら進めていきたいと思う。