夢に向かって、好奇心を持ち、疑問を持ち続ける。それが努力。

趣味でロボット職人を目指す自称AI研究者のメモです。

良いプレゼンをするために必要なこと

話すのが苦手・・・な私ですが,プレゼンのときはなんとか頑張れるようになってきました.
簡単ですが,プレゼンを作る時,話す時,で気をつけていることを紹介します.

まずは,
【プレゼンを作る時】
です.

はじめにすることは,
 「プレゼンで何を伝えたいか?を考える.」
です.

何を伝えたいか?を考えた上で,説明のポイントと流れを考えます.

例えば,”今回は,この手法で性能が上がったことを主張したい”のであれば,
”性能があがることが大事である”ということがわかるように,最初の背景および課題感のところで説明し,
性能向上が目的となっている必要があります.
また主張ポイントで性能向上の度合いがどれだけ意味があるものかを説明できる必要があります.

このように,”何を伝えたいか”を明確にすることによって,自然と全体で伝えなければいけないポイントが見えてくるというわけです.


研究発表の場合,だいたい 背景→課題→目的→関連研究→提案手法→評価実験→まとめ
の流れでの説明が一般的だと思いますが.
そこまでの流れがあったとしても,各スライドの中で何をどんな順番で説明するのが良いか
は迷いポイントだと思います.

それを明確にするために,”何を一番伝えたいか”を自分の中で整理することが必要であると考えています.

ここから先はテクニック的な話になりますが.各スライドの書き方のパタンをいくつか紹介します.
どれが良いかは人それぞれですが,説明のしやすさ,必要ポイントが盛り込めるか等で,自分にあったスライドの作り方を選ぶのが良いと思います.

1.説明したい流れに沿って,順番に書く
 箇条書きの利点を生かして,順番に書く

2.スライドの最初の行に四角枠を作り言いたいことを先に書く
 下の空きスペースに,図や式等で具体的な内容を書く

3.スライドの一番最後に,スライドから導き出せる結論を書く
 (大きい会場でプレゼンをする場合には,下の方が見えにくい可能性があるので注意が必要)


その他に,スライドを書く上で気をつけることをメモ程度に挙げておきます.

・タイトルと内容が合致しているようにする
・スライド番号を付与する
・箇条書きの,インデントの意味するところを,一スライド内で統一する
 例)関連研究紹介
  ・手法1の説明
    ・当該手法の課題
  ・手法2の説明
    ・当該手法の課題
  のように,アイテマイズが同一の場合に,項目の示す内容のレベルが合うように気をつける
 ・点や句読点を合わせる
 ・フォントを統一する
 ・文字のサイズを統一する
 ・太字や赤字で強調する場合も,統一感を持たせる(意味のある太字や赤字にする)
 ・無駄に色を使いすぎない(どこが重要かわからなくなるため)
 ・名詞終わりにする.もしくは,文末表現を統一する


以上です.

次に,
【プレゼンをする時】
です.

こちらは,練習するに限りますが,大前提として,
 ”説明しやすいスライドになっていること”
が重要になります.


発表の流れに違和感がないように,一度話すシミュレーションをして,
”話しにくいところはないか?”
”話の流れが悪いところはないか?”
をチェックします.

話しにくいところや話の流れが悪いところがあれば,
”ロジックがあっていない”
”話の順番がおかしい”
”話題が変わる時のつなぎが一つ苗のスライドの終わりに入っていない”
などが考えられます.

その辺りを再度整理して,話しやすいようにプレゼン資料を書き直すこと,
がプレゼンの準備匂いて非常に重要なステップとなります.

これが出来上がったら後には,口を慣らすだけの,プレゼン練習が
やっとできるようになります.

もし初めての発表であれば修正のフェーズも合わせて20,30回は練習をすると良いかもしれません.

良いプレゼンをする場合には,最後の5回は,
・さらっと流すところ
・しっかり説明するところ
・抑揚をつけるところ
・強調するところ
・ステージの上での歩き回り
ポインティングの方法
等を考えた上で,練習することが必要だと思います.

頭で十分に理解していて,スライドがなくても説明できるレベルであれば良いですが,
そうでない場合には,練習は必須だと思います.

(プレゼンのうまい人は,単に話すのがもともとうまいのではなく,裏でそれ以上の努力があるのかもしれません)


私にはそんなプレゼンは無理,というふうに諦めず,心がけと練習あるのみで,自身のプレゼンとプレゼンする自身への自信も大きく変わると思います.

プレゼンが苦手な私は,これからも心がけと練習を続けます!

みなさんのプレゼンに,わずかでも助けになれば幸いです.


以上!

thank you for reading!!