Tera TermのログにTimeStampを出力する方法
今回はWindowsでシリアル通信を行うときに良く用いられるTera Termのログ出力及び,タイムスタンプの出力方法についてです.
Tera Termは, SourceForgeからダウンロードできます.
http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/
シリアル通信を行っていて,応答までの時間を測定したいこともあると思います.そんなとき,マクロを組んでも良いですが,ログ出力でタイムスタンプ機能がついているので,紹介します.
まず,以下の設定ファイルを次のように書き換えます.
C:\Program Files\teraterm\TERATERM.INI
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; timestamp flag for Log (on/off)
(変更前) LogTimestamp=off
↓
(変更後) LogTimestamp=on
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次に,Tera TermでCOMxとの接続を実施後,ファイル→ログボタンを押下後,出力先ファイルを選択すると,転送用ログファイルにログがどんどん溜められて行きます.
実行していくと溜められていくログは,ログ表示で途中で見ることも出来ますが,最終的には,接続断した際に全てのログがファイルに転送され(書き込まれ)ます.
これにより,出力先のログファイルに,
[timestamp] 入出力
の形式で出力されます.
注意は,最初に,【ログ】ボタンを推しておくことです.
これをしないと,データは保存されませんので,お気をつけてください.
不安になったら,途中で【ログ表示】ボタンを押して,ちゃんとログが蓄積されているかを確認すると良いと思います.
今日はTera Termのログ出力方法に関してでした!