夢に向かって、好奇心を持ち、疑問を持ち続ける。それが努力。

趣味でロボット職人を目指す自称AI研究者のメモです。

見直しはなぜ重要か?

ありとあらゆるところに文書があり,それらは誰かの手によって生み出されている.

毎日のようにでてくるニュース,新聞記事,定期刊行の雑誌,本,教科書,論文,・・・などなど,
我々はたくさんの文書に囲まれて生きている.



当たり前のように,綺麗にかかれた文書を読む.誤字があれば,あー間違ってるなと感じる.


しかし,時に文書の生産者になった時,一番つらく,そして一番大事なことは

  ”見直し”

である.


この”見直し”の行為について,なぜこんなにたいくつなのか,なぜこんなに重要なのかについて考えてみたのでここに書いてみる.


・なぜこんなに退屈か?

それは,以下の2つの理由によるものだと思う.

理由1:新しい知見が得られるものがない(内容を知っているから)
 本や教科書など他の人の文を読む時には,新しい知見があるからわくわくする.
 しかし自分の文書はもちろん自分で書いた内容なので,新しい知見が全くない.
 これは面白くないはずである・・

理由2:自分の文書が読みにくいから
 一から綺麗に書ける人もいるが,なかなか最初から綺麗な文書を書くのは難しい.
 ”なんでこんなへんな書き方してるんだ..”
 こう思うと直すところがいっぱいで,読む気がなくなる.

 しかし,書き直しをしないでいると,”なんでこんな書き方しちゃうんだ”を何度も繰り返し,
 いつまでも綺麗な文書がかけないままという悪循環を生む.




うーん,けどへんな文書読むのつらい・・・・

こう思うこともあるだろう.



しかし!そうは思うものの,その”へんな文章!”を読んでくれる人がいるのだ.


これは次の,なぜ重要かにつながる.


・なぜこんなに重要か?

それは,言うまでもなく

『読んでくれる人に気持ちよく理解してもらうため』

ダメな文を改善するという点では,

『読んでくれる人に不快感を与えないため』

である.


これは,相手のために・・・に見えるかもしれないが,実は自分のステータスを守るためにも必要なのである.

『あの人こんなへんな文章書いてるんだ』

と思われる恥ずかしさである.


本ブログ筆者もこんな経験をした.

 とある文書を締め切り間際で提出.ぎりぎりのスケジュールだった.
 終了後,一応問題なかったか目を通す.
 
 !!!

 文章の途中で意味不明な文字が・・・


 完全にその文の意味が通じない状態になっていた.


 これは・・・・

  とてつもない辛い気持ちになった.


 ”読むね!”と声をかけてくれる人もいたが,
 正直読んで欲しくなかった..

 すでにあらゆるところに出てしまった以上,文章を修正してもらう手段はない.

 一生封印したい,けれども不可能.という辛い状況..

 ここで,”見直し”の大事さを痛く学んだ.  


なぜ,こんなにも辛い気持ちになるのか.


それは,”もう誰にも読んでもらえないかもしれない”という危険があるからだ.


特に,文書を生み出す仕事をしている人にとっては,職を失うことにつながってしまう.



こうならないためにも,文書を生み出す人は,責任を持って”見直し”をすることが大事なのだ.


最初から綺麗に文が書ける人にとってはこれは必要ないかもしれない.


しかし,本ブログ筆者含むおそらく多くの人は,最初の文書に”見直し”を必要としているだろうと思う.


皆に気持ちよく読んでもらうために,そして,自分の恥をかかないために,

綺麗な文書を届ける人になりたい.


そして,自信のない文書を少しでもみんなに快適に読んでもらえるよう,

しっかり”見直し”をしていこうと思う.



本日は”見直し”の大切さについて,考えたことを書かせていただきました.

読んでいただき有難うございました.