うさぎかかめか(Rabit vs. Turtle)
うさぎとかめのお話は有名ですよね.
かけっこの競争をして,うさぎはかめに負けることはないと余裕ぶってかけっこの途中で昼寝をしてしまい,かめに負けてしまうというお話.
それではかめになるべきかうさぎになるべきか?
研究者の観点で,両者の特徴を見て分析してみようと思った.
- うさぎ
かけっこという専門分野において他者に勝るスピード(特技)を持っている
しかし,昼寝など欲求という誘惑に弱い性格をもち合わせる
- かめ
かけっこという専門分野には弱い
しかし,苦手なことについても自分ができるだけのことをやろうと努力をする
最後まで諦めない性格をもち合わせる
私の勝手な分析ではこんな感じになった.
こう見ると,研究者のなりたい像としては,専門分野において勝る特技を持つことが大事だと思う.
しかし,どんな時にも眠気や空腹などの欲求というものがあって,それにいつも勝てる訳ではないのが人間というものだと思う.(少なくとも自分は.)
だけど,時に,眠気に負けずに努力する事もできて,その積み重ねで,良い結果を手に入れられる事もある.
えーと,うさぎとかめ,どちらも身の経験にあるな..
ここから得られた結論は以下.
うさぎとかめは一人の人間に共存している
ということ.
一人の人間は,時にうさぎになり,時にかめになる.
どんなときにも,うさぎとかめになれる要素を持ち合わせているのだ.
それをいかにして自分がコントロールできるかで,勝敗につながるのだ.
もしうさぎがそのまま走っていたら?もしかめが最初から勝てないと思って途中でやめていたら?
どっちも勝敗に左右しますよね.
その時々の局面で,人がどの行動を選択するかによって,最終的な結果が変わるということ.
人生は日々選択ということを以前の記事にも書きましたが,
やっぱり日々の選択は大事ですね.
ただ,選択するにあたって考えている時間も大事な時もあればもったいない時間になる事もあるので,
ある程度自分の中で選択基準(できれば良い方の)を持っていると,すごく楽で,良い結果にもつながりそうだなと思いました.
ちょっとしたうさぎとかめのお話から得た,研究者としての心構えでした.
うーん,筆者も眠気に負けることが多々あり,起きた時に絶望感にひたることがありますが,
どこまでできたら寝る等決めてやるともう少し効率よくできそうだなと思いました.
がんばろう.皆様の選択にも何か貢献できますように.
今日も読んでいただき,有難うございました!