夢に向かって、好奇心を持ち、疑問を持ち続ける。それが努力。

趣味でロボット職人を目指す自称AI研究者のメモです。

LaTeXの数式モードのよくある間違い

LaTeXには複数の数式コマンドがあります.

  • equation
  • eqnarray
  • align


それぞれ使い道を簡単に紹介します.

1行のとき,equationを使います.

\begin{equation}
f(x) = a * b
\end{equation}

2行にまたがり,かつイコールの位置を揃えたい時などは,eqnarrayを使います.
&で囲むとその部分の位置が揃います.

\begin{eqnarray}
f(x) &=& a + b \nonumber \\
&=& c(a' * b')
\end{eqnarray}

また,alignを用いると,中央に揃えることができます.

\begin{align}
f(x) &=& a + b \nonumber \\
&=& c(a' * b')
\end{align}

いずれにおいても,改行記号の前に,\nonumberを付与することで,番号を出さないようにできます.
また,以下のようにsplitと組み合わせることで,改行記号のみで,一つのみの番号を付与することができます.
複数行の中央に,一つの番号がつくので,わかりやすいかもしれません.

\begin{align}
\begin{split}
f(x) &=& a + b \\
&=& c(a' * b')
\end{split}
\end{align}

ちなみに,splitと\nonumberは両立できないのでお気をつけください.
(エラーになります)


以上.どっちだっけとよく忘れてしまうのでメモにしました.

参考になればと思います.